アトラク=ナクア
Story |
宿敵”銀”(シロガネ)との戦いで傷ついた体を癒す為、 百年ぶりに人里に降り立ち、巣をかまえ力を蓄える女郎蜘蛛”初音”。 初音に関る人々の運命、そして銀との決着の行方は・・・? |
Review |
こんにちわ、真夏の連続レビューの時間がやってきやがりました アトラク=ナクアはちょっと古いゲームですが、かなり面白かったです♪ 始めたとたん「こいつぁ鬼畜系か!?」と思ったりしましたが(わかる人だけわかってね) 結局鬼畜っぽい風味が出てました、いや・・・ある意味鬼畜だったかも(笑 やりたかった理由は・・・ただ「going on」が聴きたかっただけだったり それではレビューへGo!Go! ☆シナリオ☆ 全7章構成(エピローグ含め)になっていて、一章ごとに視点になるキャラが変わります 主人公は女なのですが、カッコいいというか惹かれる感じで女郎蜘蛛という凄い設定(笑 エピローグからいきなり女の娘が悪い奴に脅迫されちゃってるのはビックリしました いや〜、いろんな意味で濃かったです ゲーム進行は初音が目をつけた娘を贄という・・・いわゆる生贄みたいなもんです 初音自身が贄を誘惑(語弊が出るかも)して、その人をある意味食べちゃいます(笑 ・・・・本当にバリバリムシャムシャ食われてるキャラもいましたが(汗 やっていて思ったことは「確かに、名作と言われるだけあるな」と思うシナリオであり 「読んでいて、続きが気になる」というものでした。ビックリするようなシナリオもありましたしね♪ そうそう・・・「いや、こいつはまずいだろ」と思うエッチシーンもありました(汗 最後の「終章」は銀とのバトルなのですが、涙が出そうでした・・・・あまり、詳しくは言えませんが 悲しい話であったとだけ言わせてもらいます。最後に見せた初音の優しさが・・・あぁ〜〜初音様←誘惑された 一応、ネタバレしちゃうと超大掛かりな兄妹喧嘩でした(ぉ)←ネタバレなので見たい人は反転してください やって、損なし。個人的に大好きなゲームになりましたとさ☆ ☆システム☆ アリスソフト特有の「System3,x」系でした ゲーム起動時に全画面表示かウインドウ表示か選ぶ必要があり 動作も軽く、特に不具合もなくサクサク遊ぶことが出来たので問題なし クリア後は音楽鑑賞と章選択が出来るようになります。CG集めるのに章選択が出来るのは楽ですね CGモードもありますが、クリア後でなく。ほぼ最初から選択することが出来ました ☆グラフィック☆ ゲーム中の8割9割ぐらいがえっちなCGでした 半裸とか蜘蛛特有(?)の糸で縛っちゃったCGとかもありましたね〜 個人的に嫌いな絵ではないです。古い作品なので今じゃ描けないようなタッチです(説明難しい えっちCGが多かった分、少し描き手さんも大変だったと思います・・・・普通のCG少ないけど(ぉ ☆サウンド☆ 冒頭でも書きましたが「going on」が聴きたくてプレイしたのは実話です(笑 アトラク=ナクアのレビューを見ると大体のサイトで「楽曲が素晴らしかった」とか「going onが最高に良かった」 などと書いてあったのでプレイしてみたくなったのです。「going on」は噂に恥じない名曲でした 「going on」で使われているアコギだと思うのですが、かなり渋いです 普通のBGMで使っても大丈夫なぐらい完成度の高い名曲なはず。 少し聴くとクラシックっぽい感じです。多分メイン部分がバイオリンだからだと思いますが 銀とのバトルで流れる「Huge Battle」も最初のギターのギュイ〜〜〜ンって音がカッコよかったです 最初のメイン部分は「going on」の流用で途中からいろいろアレンジが入ってて、イカしてました(笑 他の曲も物静かな曲が多く良いのですが、この2曲が個人的にツボにきました。 楽曲・効果音はShadeさん、かなり有名な方ですね 鬼畜王ランスの「Rough Edge」も「すげえかっけえ」とか思っちゃったりして。 かなり好きな作曲家さんです ☆総評☆ 始まりから終わりまで、目の離せないシナリオ 聴く者を魅了させる音という、二つの武器を持った凄い作品であり。感慨深いものでした やって損はありませんし、やっておいた方がいいと思います 「やれ」と強制するつもりはありませんが。願わくば多くの人に触れて欲しい作品であります なんか、シナリオとかサウンドとかにウンチク書きまくったら、少し長くなりましたね(汗 次から気をつけたいと思います・・・・多分、治らないんだろうな〜 でわ〜 |