Story |
有名な画家の叔父から、1ヶ月間留守にするので屋敷を頼むと言われた主人公、千川晴登。 |
システム |
メッセージ速度の設定がなく、メッセージ表示中にボタンを押せば最後まで一気に表示されるタイプ |
Review |
このゲームの内容を一言で表すと、「アイドルを育成するという大義名分の元、 主人公が好き放題やる話」(笑) なので、難しいことは考えず、与えられたものをそのまま受け入れましょう(笑) ゲームの進め方としては、館の中をうろうろして誰かと会話するか、レッスン生で あるみんとといちごにレッスンするか、あとは自室で歌詞を考えるかを選択して 進めていく、育成要素の入ったゲームです。 みんとといちごには「LOVE」と「TECHNIQUE」の2つのパラメータがあり、育成の 結果はいつでもグラフで表示できますし、毎週行われる課題曲発表会で育成の 状態に応じた歌が披露されます。 特筆すべきはこの歌で、育成に成功した場合は普通に歌うのですが、失敗した場合は ちゃんとヘタに歌います(笑) そして、最後のオーディションに至っては、ゲーム中に手に入れた歌詞を自由に組み 替えることによって、無茶苦茶な歌詞を作ることが可能になっており、その組み替えた 歌詞でちゃんと歌ってくれます。 歌っているときのキャラクター絵はちゃんと口パクしていて、その口パクも歌詞に ぴったり合っていますので、本当にそのキャラクターが歌っているように見えます。 このあたりの拘りは凄いですね。 ちなみに、メインヒロイン人だけでなく、サブキャラクターもみんな(佐藤ちゃんも(笑)) 歌いますので、曲数はキャラクター違い・歌詞違いを含めると40曲に上ります。 レッスン中の歌も含めると、100曲近くになろうかという勢いです。 これだけでも凄いボリュームですね。 しかし…あんず。お前の歌はもはや歌じゃねぇ(笑) いや、ある意味歌の新しい形なのかも知れない(笑) ストーリーの方はどのキャラクターも基本的に薄め。 ヒロイン2人はそれなりに設定もしっかりしているのですが、サブキャラに至っては、 ホントおまけのような扱い(^^; このゲーム、ストーリーを楽しむと言うよりは、各イベントのシチュエーションを 楽しむといった感じでしょうか。 そして、このゲーム最大の難点はその異常なまでの難易度の高さ。 キーイベントを1つ見逃すだけでエンディングにたどり着けなくなるというなかなかに 鬼畜い仕様です(笑) これを自力でコンプリートした人を、私は尊敬します(笑) …いや、自力でコンプリートしましたけどね…(^^; この難易度の高さのせいで、なかなかストーリーに集中できないために、 元々薄目のストーリーがさらに希薄に感じてしまうのが残念ですね。 絵・音声などビジュアル面では全く問題なし、歌に至っては他に類を見ない程の拘り ようで、文句の付けようがない状態です。ストーリーは若干薄目ではありますが、 各イベントは楽しいですのでまあ問題なし。 問題なのは、システム周りとその難易度だけなんですよね…。 面白いだけに、これだけが非常に残念です。 最後に。 「現代人の腐った心にメスを入れるんだ!」…あんたが一番腐ってるよ…。 管理人より
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